なぜ「聞き流し(かけ流し)」が大切なのか?
「インプット」を得るため
新たな語彙を獲得するためにも、「かけ流し」は必要です。
「語彙」が増えていなかなければ、話したいことを話すこともできません。
日本にいて、日本で生活している場合は、家庭で「インプット」を補うことが大切です。
「英語回路」を作るため
どんな英会話教室であっても、家で聴くCDが無いところでは、「英語回路」を作ることができません。
そのような教室の場合は、ご自身で「聞き流し(かけ流し)」の音源を探して、「聞き流し(かけ流し)」を行う必要があります。
英語が聞き取れなくて、イギリスで引きこもった話
以前考えの甘かったイギリス留学で突然起きたことの記事でも書きましたが、私は「かけ流し」の経験無くして、高校1年生の時にイギリスへ留学しました。
聞き取れない時の対処法 Yeah で乗り切る
留学中、相手が何を言ってるか分からないときは、ひとまずyeahと相槌を打って乗り切りました。
相手がポカンとしていたら、
と聞き返していました。
この方法は、相手に対して失礼かもしれませんが、何せ聞き取れないので、全てを聞き返していては、話も進みません。
留学中に「音」が聞き取れない時、相手の英語が早くて困った時は、この方法で乗り越えました。
つまり、「聞き取れないと、そもそも会話が成立しない」ということ。
韓国旅行でビビンパを注文するのに苦労した話
独身時代に母と二人で韓国旅行に行った時のこと。フードコートで石焼ビビンパを頼みたかったので、、、
私はいくつか知っていたことばを使って、
と他の人が持っているビビンパを指差して注文したのです。
すると、かなり早い韓国語で、
と返され、しまいには困った顔をされ、たったビビンパ1つ注文するのにも、大変苦労しました。
そして私は当たり前のことを身を以て学んだのです。
話せても、相手の言っていることを聞き取って、理解できなければ、会話が成り立たない
「聞き流し(かけ流し)」のハンデは大きい!
しかし、私の所属している教室の生徒さんたち(先輩講師の)は、しっかりと家で10年程度「かけ流し」をしてから、中学生で1か月のホームステイや高校で1年間の留学に行きます。
そのため、最初から、相手の言っていることが分かると言います。
「聞き取ること」ができるので、あとは、YesでもNoでも、自己表示さえすれば良いのです。
「聞き取れる」「聞き取れない」この二つの違いは、大きな違いです。全くスタートラインが違います。
教室の生徒さんたちはなぜ聞き取れるのか?
それは、日本にいる時に家で英語のCDを流していたからなのです。
- インプットを得るため
- 「英語回路」を作って、相手の言っていることを聞き取れるようになるため