春におすすめの洋書・英語絵本
ちなみに、「イースターがいつか」というのは、毎年変わりますので、ご自身でご確認下さいね。
例えば、2019年は、4月21日(日)がイースターの日になります。
The Runaway Bunny
「おやすみなさいおつきさま」”Good Night Moon”で有名な、マーガレット・ワイズ・ブラウン(Margaret Wise Brown)の絵本です。
「ぼくにげちゃうよ」というタイトルで和訳されています。
子ウサギは、ある日、家出をすることに決めました。
するとお母さんウサギは答えます。
「おまえがにげたら、かあさんはおいかけますよ。だって、おまえはかわいいわたしのぼうやだもの」
子うさぎが魚になって逃げると、お母さんウサギはその魚を釣り上げる釣り人になります。
すると今度は子ウサギは、「それならお母さんよりずっと高いところにある、山の岩になる」と言います。
「それなら私は登山家になるわ」と返すお母さんウサギ。
子ウサギがどこへ行っても、どんなものになっても、必ずお母さんウサギは付いてきます。
ぜひお子さんが乳児、幼児の時に読んであげて下さいね♩
「子」に対する「母親」の愛情が感じられる一冊であるため、「おやすみなさいおつきさま」よりも、先に「ぼくにげちゃうよ」”The Runaway Bunny”を読むべきと捉える人もいます。
ただし、文字数は、「おやすみなさいおつきさま」”Good Night Moon”よりも多いため、英語の読みやすさえで言えば「おやすみなさいおつきさま」”Good Night Moon”の方が読み易いです。
The Golden Egg Book
同じく、マーガレット・ワイズ・ブラウン(Margaret Wise Brown)の絵本です。
「きんのたまごのほん」というタイトルで和訳されています。
「きんのたまごのほん」”The Golden Egg Book”は、なんと言ってもイラストが美しく、ほのぼのする友情が描かれています。
ある日、ひとりぼっちのウサギが卵を見つけます。中から何か音がするぞ?
中に何が入っているか知りたいウサギは、その卵を押したり、木の実をぶつけたり、丘の上から転がしたり。
でも卵が孵る様子はありません。ウサギは待ちくたびれて、卵に寄り添いながら、スヤスヤ…
すると卵からひよこがかえります。
卵の中でずっとひとりぼっちと思っていたひよこは、ウサギを見て嬉しくなります。
でも、起きない…
そこで今度はひよこが、ウサギを押したり、小石をぶつけてみたり、丘の上から転がしてみたり。
果たしてウサギは起きてくれるのでしょうか…
A Tree Is Nice
コールデコット受賞作品です。「木はいいなあ」というタイトルで和訳されています。
木はいいなあ
だって、森の中で寝っ転がれば、空を埋め尽くしてくれる。
それに、木は、川の横や、谷底、丘のてっぺんにだって生えることができる。
木は森となり、全てを美しくする。
枯葉で遊んだり、焚き火をしたり、木の上で遊んだり、りんごを取って食べたり。
木を埋めて育てることだっていいものなんだよ。きっと君もやってみたいと思うだろう…
私たちにとっては身近な「木」。
身近すぎて、当たり前過ぎて、大切だと認識したり、有り難みを感じにくかったりするものです。
その「木」の良さを子どもたちに伝えるための絵本です。
この絵本を淡々と読むのではなく、読み終わった後に、「みんなは(お子さんは)何して遊びたい?どんなことして遊びたい?」と聞いてあげて下さい。
すると子どもたちはこの絵本がますます好きになります。
はるかぜとぷう―Spring breezes huff and puff! (CDと絵本)
「はるかぜとぷう」という日本語の絵本をラボ教育センターが英訳し出版しているものです。
絵本は英語のみです。
春が来て、はるかぜの子どもたちが、寝ている草花や虫を起こしていると…
幼稚園の子どもたちの行列を見つけて後を追いかけます。
やって来たのは、動物園。
ライオンのたてがみで遊んでいるのは、先に来ていたはるかぜの子どもたち。
「はるかぜとぷう」たちも面白そうだから一緒に遊ぼうとします。
でも、「あっちへ行け」と門前払い。
そこで、二グループの喧嘩が始まります。
はるかぜの子どもたちが喧嘩すると、動物園に砂やほこりが舞い上がり、あちこちにつむじ風が起こって、動物園の中は大騒ぎ。
ライオンが”Quiet〜!”「うるさいぞ〜!」と一喝し、騒ぎは収まります。
Peter Rabbit
「ウサギ」と言えば、誰しもが知っている「ピーターラビット」”Peter Rabbit”。
「ピーターラビット」”Peter Rabbit”については、下記のページにて詳しく記載していますので、お読み下さいね♩
https://yoriiku.com/peter-rabbit