我が子には、「英語を話せるようになってもらいたい」と思いませんか?「話せるようになる」ためには、英語の「インプット」がまず必要です。
「母親」からのインプット
「親子英語」をしている家庭でお子さんにとっての「インプット」の1つとなるのは、「親からの語りかけ」です。コロ助のように母親が英語で我が子へ話しかけている場合は、「母親からの語りかけ」です。
赤ちゃんにとって生きていく上で「母親」は最も大切で、安心できる存在です。そして、その「母親が話していることば」を赤ちゃんは自然に習得していきます。
これは、「父親が英語のネイティブ、母親が日本人の家庭」で育った子どもが、英語の習得に苦労している様子からも分かります。幼い頃は、どうしても、「母親の方が父親よりも赤ちゃんにとって大切な存在」なのです。赤ちゃんが「母親のお腹の中からでてきたこと」や、「母親からしか母乳が出ないこと」を考えても、それは自然なことでしょう。
赤ちゃんは、「一番大切な人」である「母親」の話す「ことば」を、「最も大切なことば」と認識します。そして、当然のように学んでいきます。
コロ助は、サスケ(息子)が6か月の時から、サスケに英語で話しかけるようにしていました。その為、サスケ(息子)が初めて話したことばは、英語の ”ball”でした。その後も、ベビーサインを交えながら、mom(ママ)やtrain(電車)など、日本語よりも英語を多く発するようになりました。
「母親の発音が日本語英語でも大丈夫なの?」
「母親の発音が日本語英語でも大丈夫なの?」と色んな方から質問されたことがあります。
結論から言いますと、「心配しなくて大丈夫」とお答えしています。
「母親の存在」は、お子さんにとっての言わば、「モチベーション」です。「母親=大切な存在」。だから、「英語も大切」と思ってもらう為なのです。
あくまでも「母親からの語りかけ」は、お子さんにとっての「モチベーション」として捉えましょう。そして、CDなどによる「かけ流し」によって、ネイティブからのインプットを補えば良いのです。
母親が英語で語りかける時の「ルール」
日本語で訳さない
「英語で言ったこと」を日本語で訳してはいけません。「英語」で言ったことは、お子さんに通じています。通じていると信じて、「同じことを英語と日本語で2回言わない」ように気をつけましょう。
英語と日本語をチャンポンにしない
「英語での語りかけ」を取り入れようとすると、英語と日本語を混ぜてしまいがちになります。2言語を使っていると、頭が混乱するので、よくありがちなことです。コロ助の通っていた大学でも、留学生や帰国子女の多い大学だったので、チャンポンで話す学生が多くいました。
しかし、お子さんには「日本語」と「英語」をしっかりと区別し、正しい「ことば」を学んで欲しいと思います。混ぜて使うのはおすすめしません。「セミリンガル」、2言語とも中途半端に獲得するようには、絶対になって欲しく無いと思います。
少なくとも、1言語をしっかりと使える「モノリンガル(日本人ならば日本語)」に。
あわよくば、「バイリンガル(英語と日本語)」になることを目指して貰いたいと思います。
「かけ流し」によるインプット
かけ流すものの種類
歌
「歌」は、一緒に歌ったり、遊んだりすることができるので、「親子のスキンシップ」となります。
会話やお話
「歌」だけですと、どうしてもインプットの量が足りません。使われている「語彙」や「文章」が圧倒的に少ないためです。「会話」や「お話」の方が、より多くの「語彙」や「文章」、「表現」を含みますので、「ことば」を使えるようになる為には必要不可欠です。
お子さんが「ことば」を学んでいくためには、できるだけ多くの「語彙」や「文章」、「表現」に触れていく必要があります。
「かけ流し」におすすめな「会話」を含む教材
1歳〜
・さわこの1日 しちだ教育研究所 3か月
・ゆきおの1日 しちだ教育研究所 3か月
コロ助は、サスケがお腹の中にいる頃、そして1歳くらいまでは、Wee Singの歌やナーサリーライムを掛け流していました。そして、6か月からは、ベビーサイニングタイム (英語のベビーサイン) のCDを流しました。1歳過ぎた頃からは、「会話やお話」を含む教材を探し、『さわのこ1日』『ゆきおの1日』を流すようにしました。
『さわのこ1日』『ゆきおの1日』の取り組み方
- 1か月1枚のCDを掛け流す
- 大きさは、BGMくらいのボリューム
- 取り組み期間は、『さわのこ1日』3か月、『ゆきおの1日』3か月
『さわのこ1日』の主人公は、2歳のさわこちゃん。『ゆきおの1日』は、3歳のゆきお君。
2歳、3歳の日常生活で使う表現がたくさん使われています。お子さんの「日常英会話」としてののインプットになります。また、お子さんへの「語りかけ」として、すぐに使える表現がたくさんあります。
2歳〜
パルキッズプリスクーラー 児童英語研究所 2年間
としおの1日
4歳〜
パルキッズキンダー 児童英語研究所 2年間
ケイの1日
*子どもが大きくなっていくと、どんどん忙しくなります。
その点、パルキッズは、毎月流すCDが決まっていますので、とても取り組みやすかったです。