- 英語を話せることは、良いこと
- 英語を話せない友達を見下さない
- 得意なこと、不得意なことは人それぞれ違う
英語を話せることは、良いこと
コロ助の親子英語仲間が小学校へ入学した時のこと。自分だけ英語の発音が良いことが恥ずかしいと感じるようになり、「わざと日本語英語で発音しいる」とお母さんが嘆いていました。
周囲と同化しようとし、周りと違うことが嫌と感じる時期、ありますよね。
例えば、幼稚園入園、小学校入学、その後の思春期でも起こり得る現象だと思います。
サスケ(息子)も、他の友達が英語を話せないのに、自分だけは英語が話せて、コロ助も英語を話しているのが嫌と言う時期がありました。
と念を押されたこともあります。
その時に、コロ助が伝えたのは、以下の通りです。
英語を話す人は、世界にはたくさんいる。英語が話せると、たくさんの人とコミュニケーションが取れるんだよ。
それに、サスケが大きくなった時、お仕事でも英語を使う必要がもっと増えてくる。英語を話せることって、凄いことなんだよ!自信を持っていいんだよ!
サスケは、
という感じで、少し表情が明るくなったのを覚えています。
英語を話せない友達を見下さない。
得意なこと、不得意なことは人それぞれそれぞれ違う。
サスケと一緒に英語教室を始めた頃。サスケとコロ助は教室内でも英語で話していました。そうすることで、生徒さんたちには、「英語=身近なことば」だと思っても貰えるだろうと思っていました。
しかし、サスケが他の生徒さんに向かってこう言ったのです。
英語が話せるこを前向きに捉え始めたサスケ。「良かった」と安心したのもつかの間、今度は、
慌ててサスケにこう話しました。
自分が英語が話せるからと言って、話せない人を見下してはいけないよ。
人には、得意なこと、不得意なことがそれぞれ違うよね。
例えば、サスケが苦手な縄跳びが得意なお友だちもいるよね。
「できないの?」と言われたら、サスケはどんな気分?
得意なこと、苦手なことは人それぞれ違っていていいんだよ。比べてはいけないよ。
お友だちのできないところではなく、良いところを見つけてあげることが大切だよ。
それからは、サスケは、お友だちの英語を見下すような発言はしなくなりました。また、「英語が話せる」ということを前向きに捉えながらも、人とは比べなくなりました。
可愛い我が子には旅をさせよ
いつかサスケには、英語以外の、「ことばの通じない国」に留学する体験をさせたいと思っています。
英語圏だとことばが通じてしまうため、それ程苦労はしないでしょう。
コロ助は、「ことばの通じない国」に留学し、とても苦労しました。でもその苦労のおかげで、一生忘れられない体験をすることができ、人として成長することができました。