夏におすすめの洋書・英語絵本
Mr. Gumpy’s Outing
私も大好きなジョン・バーニンガムの絵本です。CD付きもあります。
子どもたちや動物たちがガンピーさんの舟に乗りたいと言います。
ガンピーさんは約束をして舟に乗せるのですが、次第にみんなは約束を破り、案の定川の中へ落ちてしまいます。
それでもガンピーさんは怒りません。みんなで美味しいおやつを頂き、「また、乗りにおいで」と言うのです。
The Ocean-Going Orchestra
「うみのがくたい」という福音館「こどものとも」(1964年2月発行)を英訳した絵本です。
ラボ教育センター発行のものには、英日のCDが付いていますが、絵本は、英語のみです。
ある船の船乗りは音楽好きで、航海の間も夕方になると甲板で合奏していましたが、音楽が始まると船のまわりに鯨やイルカやたくさんの魚が集まってくるようになりました。
嵐の日、船に水が流れ込んできましたが、鯨たちが支えてくれたおかげで沈まずにすみました。
船乗り達はお礼に楽器を鯨や魚たちに投げてやりました。それから、そのあたりの海では……。
海の煌めきの美しい絵本。
福音館ホームページより引用
It’s a Funny Funny Day
同様に、「だるまちゃんとかみなりちゃん」という福音館「こどものとも」(1968年8月発行)を英訳した絵本です。
ラボ教育センター発行のものには、英日のCDが付いていますが、絵本は、英語のみです。
雨の日、だるまちゃんが外に遊びにいくと、空から浮き輪とかみなりちゃんが落ちてきました。
だるまちゃんは、木に引っかかった浮き輪を取ってあげようと、傘を投げますが、傘もいっしょに引っかかり、二人で困ってしまいました。
そこに雲に乗った大きなかみなりどんが迎えにきて、お礼にだるまちゃんをかみなりの国に招待してくれました。
未来都市のようなかみなりの国の楽しさも抜群の「だるまちゃん」シリーズ第2作。.
福音館ホームページより引用
楽しいあそびがたくさん出てくるので、子どもたちはワクワクします。
雷町には、何にでもツノがついています。
どんなものにツノが付いているか、子どもたちと探すのも楽しいです。
Blueberries for Sal
CD付きも販売されています。
「サリーのこけももつみ」というタイトルで和訳されている、同じくロバート・マックロスキーの作品です。コールデコット受賞作品です。
ある日、サリーはお母さんといっしょにこけもも山に、こけももを摘みに行きました。
一方、山の反対側では、小熊とお母さん熊が冬眠に備えてやはりいっしょにこけももを食べに来ていました。
ずっと歩きとおしでちょっぴりくたびれてしまったサリーは座りこみ、こけももを摘んで食べ始めます。
それは小熊も同じこと。走ってくたびれた小熊は座りこんで、こけももを食べ始めました。
そうこうするうちに、サリーと小熊はお母さんからはぐれてしまい、こけももの茂みの中でお互いのお母さんを取り違えてしまいます。
サイト絵本ナビより引用
内容はとてもほのぼのとしています。
互いの母親が違うと気づくシーンはちょっぴりドッキリ。
我が子にぜひとも読んであげたい1冊です。