英語多読教材| オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)の種類とおすすめ取り組み順
また、イラストにも笑える仕掛けがあるので、イラストから面白い発見をするのも子どもたちの楽しみの1つです♩
しかし、いざ買いたいと思っても、一体どんな種類があって、どれを選んだら良いのか、とても分かりづらいと感じます。
これからORTに取り組みたい方のために、ORTについて以下に説明します♩
フォニックスを学んだお子さんにとっては、フォニックスルールが100%適用されているものから、60%、そして「メインのお話」に移行した方が、とてもスムーズに読み進めることができます。
息子はレベル3が終わった頃、フォニックスルールにそった本は必要ではなくなりました。
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)とは?
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)はイギリスの国語補助教材
・Oxford University Press公式HP(日本語)
イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書。
かわいいキャラクター達が登場するユーモアあふれる「オチ」がある短いお話が200話以上あり、すべてネイティブの子供たちが使う自然な英語でつづられています。
10段階にレベル分けされ、頻繁に使う表現が繰り返し登場するため、英語学習用としても最適。
物語はおもに主人公のキッパー少年とその家族や友達の日常生活を描いているので、まるで日本にいながらイギリスの家庭にホームステイしている気分も味わえます。
ORTのキャラクター
と、小2のサスケ(息子)も言っています♩
目指せ自力読み!! ORTの種類とおすすめ取り組み順
目指せ自力読み!! ORTの種類とおすすめ取り組み取り組み順
- Floppy’s Phonics Fiction(フォニックスルール100%)
- Decode and Develop(フォニックスルール60%)
- Storybooks(メインのお話)
- More Stories A/B/First Sentences(もっと読みたい場合)
レベル3に上がった時には、まずフォニックスルールに従った単語が多いシリーズ(Floppy’s Phonics Fiction)から読み、徐々に、フォニックスルールが少ないシリーズ(Decode and Develop→Storybooks/More Stories A/B/First Sentences)を読むようにしています♩
Floppy’s Phonics Fiction(フォニックスルール100%)
また、フォニックスルールに基づいたリーディング本全てに共通することですが、物語の面白さはストーリー主体のもの(Storybooks)よりも劣ります。
単語選択が限られるため、文章がまどろっこしかったり、う〜ん。つまらないな〜と私は感じることが多いです。
あくまでも自力読みのための導入として捉えましょう♩
Decode and Develop(フォニックスルール60%)
Floppy’s Phonics Fictionに比べて、お話の内容も楽しみながら読むことができています。
やっぱり、楽しくなくちゃ、そもそも読みたいという気持ちにならないですよね。
Storybooks(メインのお話)
More Stories A/B/First Sentences(もっと読みたい場合)
いつまでフォニックスルールを買うべき?
まずフォニックスルールに従った単語が多いシリーズ(Floppy’s Phonics Fiction)から読み始め、徐々に、フォニックスルールが少ないシリーズ(Decode and Develop)→(Storybooks/More Stories A/B/First Sentences)を読むと良いと説明しました。
とも思いますよね。
ある程度レベルが上がって、フォニックスルールのものは必要でないと感じたら、お子さんの様子に合わせてどのシリーズを購入するか決めるようにしましょう。
どのシリーズを読むべきかの判断方法
次のレベルに入った時に、Storybooksシリーズ(メイン)をお子さんが読んだ時に、少し頑張れば読めるレベルであれば、それ以降は、メインシリーズのみ購入すれば大丈夫です。
ほとんどの単語を読むことができない、お子さんが楽しんで読めていない、まだ難しそうであればDecode and Developを読むようにします。
Decode and Developでも7,8割り読めていない場合は、まだフォニックスルールのFloppy’s Phonicsが良いと思います。
「楽しむこと」が継続の秘訣なので、同様にリーディングレベルをアップさせる時も(例えば、レベル3からレベル4へ)、次のレベルの本をお子さんが1冊読み、難しそうにしている場合は、同じレベルの本(レベル3の他の本)を購入して読ませてあげた方が、無理なく力をつけてから次のレベルへ進むことができます。
Oxford Reading Tree チャート(一覧)
・ORTチャート>> ORT_AllTitlePoster2018
Floppy’s Phonics Fiction(フォニックスルール100%)とDecode and Develop(フォニックスルール60%)は載っていません。
Oxford Reading Treeカタログ
・ORTカタログ>> books_for_children2019
まとめ
まずフォニックスルールに従った単語が多いシリーズ(Floppy’s Phonics Fiction)から読み始め、徐々に、フォニックスルールが少ないシリーズ(Decode and Develop)→(Storybooks/More Stories A/B/First Sentences)を読むようにするようにしましょう。
また、ある程度レベルが上がって、フォニックスルールのものは必要でないと感じたら、お子さんの様子に合わせてどのシリーズを購入するか決めると良いですね。
ORTは、正直高いと感じますが、お子さんが自力読みができるためには、とても効果的な教材で、金額以上の価値があると思います。