英語育児を実践していると、様々な「壁」にぶつかります。今回は、母親であるコロ助が
と感じた3つのケースをご紹介します。
子どもが成長していくと、「英語」を使って話すようになります。それは、家の中だけではなく、「外」でもです。
「英語育児」を行う場合は、親には、外でも子どもと英語を使う「覚悟」が必要となります。
例えば、サスケ(息子)の場合。1歳から幼稚園年少の8月までは、「母語」は、「英語」でした。英語で考えて、英語で発していました。
日本語よりも、英語の方が、より自分の意思を伝えられる手段となっていました。
ケース1 他人に見られる
路線バスの中で幼稚園へ向かう際のコロ助とサスケのやり取りは、全て「英語」です。
「見た目は日本人なのに、英語を話している」と、よく人から物珍しそうに見られることがありました。
と思ったこともありました。
しかし、そもそも私が勝手に始めたことなのだから、
と、人から見られても、やり通すようにしました。
他人からどう思われるかではなく、「サスケや自分自身にとってどうすることが大切かどうか」を考える様にしました。
すると不思議と気持ちも割り切れて、
と思えるようになりました。
「外で英語を使うと、他人から奇異の目で見られることもある」と認識しておきましょう。
ケース2 友人との付き合い
我が家は、「母親=英語」というルールにしていたので、他人ならまだしも、「お友達と遊ぶ時はどうするか」という問題が起きました。
私がサスケと英語だけで話していると、サスケの友達やコロ助のママ友が、
と不安に感じてしまいます。そのため、友人と遊ぶ時は、日本語でサスケに話すことが増え、「サスケとは英語で話す」というルールを貫くのが難しくなってきました。
「友人と遊んでいる時のことばをどうするか」ということも考えておく必要があります。
また、友人にも「英語育児」をしているということを説明し、理解して貰う必要があるでしょう。
ケース3 親族との付き合い
英語でサスケが話し始めると、祖父母と会った際に、「会話ができない」という問題が起きました。
幸いにも、コロ助の両親は、「英語が好き」な両親でしたので、一生懸命に英語でサスケに話しかけようと頑張ってくれました。
義理の母も、コロ助の教育方針に理解を示してくれました。しかし、サスケと二人で会話するのは難しく、コロ助が通訳をしなくはなりませんでした。
サスケも祖父母も日本に生まれて、日本で育ちながらも、コロ助の「通訳無しにはコミュニケーションが取れない」という状況を作ってしまったことに、申し訳なさを感じました。
落ち込むコロ助でしたが、「英語育児」に理解を示してくれている主人が励ましてくれたのは救いでした。
我が家のように、両親が日本人である場合は、「英語育児」をしているということを、親族にも説明しておく必要があります。
「孫が祖父母に会う機会」は必ずあるからです。
そして、その教育方針を理解して貰える場合もあれば、そうで無い場合もあるでしょう。