絵本をしつけに利用する是非
「絵本」は、子どもたちの「心を豊かにするためにある」とコロ助は思っています。
そのため、「しつけ」のために「絵本」を利用するのは、本来の目的とは異なっているように思います。
しかし、子育てをしている最中には、いくつも「困ったなぁ」と思うことにぶつかります。
そんな時に、「絵本の力」を借りることで、お子さんに「いけないこと」や「大切なこと」を伝えることができます。
それで問題が改善され、良い方向へ向かうのであれば、困った時に「絵本の力を借りる」ことは、決して悪いことではないと思います。
お子さんにとって、「絵本」= 「しつけ本」となってはいけませんが、、、
「本物の絵本」「質の良い絵本」をメインとして、読み聞かせをしてあげていれば問題ないのではないでしょうか。
しつけに役立つ英語絵本(トイレトレーニング&手が出るなどの困った癖)
A Potty for Me!
A Potty for Me! Karen Katz (著, イラスト) 出版社: Little Simon; New title版 2004/12/28
トイレトレーニングに初めて挑戦する、お子さんの視点で、とても詳しく描かれています。
ある日、お母さんが新しいおまるを買ってきてくれた。
おまるに座ってみるけど、でも、まだできるきがしない。
案の定、お外へ行って遊んでいたら、ズボンに出ちゃった、、、。
でも、ママは、「大丈夫よ」と言ってくれた。
夜はオムツで寝て、次の朝、うささちゃんと一緒におまるに座る。
ママの隣に座ったりも。お水の流し方も教えてくれたよ。
お風呂にお水を入れていたら、、、なんだかトイレに行きたい気分。そして、おまるに座ったら、、、?
誰しもが乗り越える「壁」。できるようになってしまうと「当たり前」になりますが、乗り越えるのは一苦労です。
そして、一番苦労しているのは、親よりも、「我が子」なのだな、と感じさせてくれる絵本です。
と思わせてくれます。
(とは言え、サスケ(息子)は、布おむつやホウロウおまるを実践していた割には、オムツが外れたのが遅かったです。
中でも、「夜のおねしょ」は、年長の春までオムツをしていました。個人差があるなと思います。
「夜のおねしょ」については、小児科医から、「小学校へ上がるまでは心配しなくて良い」と聞きました。)
お兄さん、お姉さんパンツ編
このシリーズには、「お兄さん、お姉さんパンツ編」もあります。
My Big Boy Undies 2012/2/2
My Big Girl Undies 2012/2/2
Potty Time With Elmo
Potty Time With Elmo Kelli Kaufmann (著), Sue Dicicco (イラスト), Tom Brannon (イラスト), Kevin Clash (寄稿) 出版社: Phoenix Intl Pubns Inc; Nov Brdbk版 2011/7/8
「用を足したら、トイレットペーパーを使う、流す、手を洗う」といったトイレを使う流れを、お子さんに分かりやすく伝えることができる絵本です。
効果音の出るボタンが付いています。本文中にそのイラストが出たところで、ボタンを押します。
エルモが優しくお人形のデイビットに話しかけています。
「トイレに行きたくなったら、近くにいる大人や友達に言ってね」
「トイレに座っている間、絵本を読んであげようか?」
「トイレットペーパーを使ってね」「きちんと流そうね」「しっかり手を洗おうね」
「トイレでできるようになったら、お兄さんパンツを履けるよ!」など。
Hands Are Not for Hitting
Hands Are Not for Hitting Martine Agassi (著), Marieka Heinlen (イラスト) 出版社: A&C Black; UK版2008/11/25
Hands Are Not for Hitting Martine Agassi (著), Marieka Heinlen (イラスト)出版社: Free Spirit Pub; Revised, Updated版2009/3/15
自分の気持ちを上手く「ことば」で表せなかったり、気持ちを抑えられなかったりして、「すぐ手で叩いてしまう時期」、ありますよね。
そんな、お子さんの「手で叩く」動作に困っている時に、助けとなってくれる1冊です。
「手は叩くためにあるのではないよ」「手は、挨拶したり、お絵かきしたり、遊んだりするためにあるんだよ」とこの絵本は教えてくれます。
2番目のupdate版では、「叩かれたお友達はどうかな?」「体も痛いし、心も傷つくよね」と、叩かれた人の気持ちについても触れています。
コロ助も、サスケが手で叩いてしまう2歳くらいの時に、この絵本を読んであげました。
丁度自我が芽生える時期、コロ助に直接「叩いてはいけないよ」言われると、
となります。
しかし、絵本を読みながら「叩くのはいけないことだよね」と伝えると、不思議と納得できるようです。
「絵本マジック」ですね。
日本語では、七田式の「絵本シリーズ」、英語ではこちらの絵本がとても役に立ちました。
(七田式の絵本シリーズは、下記をご参考にして下さい。)
https://yoriiku.com/shichida
他の困った行動編
このシリーズは、他にも多く出ています。
足で何でも蹴ってしまう
Feet are Not for Kicking 2008/10/20
ガブッと噛み癖がある
Teeth are Not for Biting 2008/10/20
叫んでしまう
Voices Are Not for Yelling 2015/3/18
乱暴なことばを使う
Words Are Not for Hurting 2004/3/1
鼻をほじる
Noses Are Not for Picking 2014/9/12
ばい菌を共有しないためのエチケットやマナー
Germs Are Not for Sharing 2006/3/30