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「かけ流し」が、初めて「自分のことば」になった時

「かけ流し」が、初めて「自分のことば」になった時

1か月のホームステイ先で、物語のセリフを言って形勢逆転!

先日、大先輩の講師仲間からこんな話を聞きました。

絵本・物語の「かけ流し」を続けたお子さんAが中学生になり、1か月のホームステイに単身で行った時のこと。

滞在先のホストマザーは感じの良い人だったそうなのですが、そのお子さんBはそうではなかったそうです。

  Bは、ホストマザーが見ていないところで、Aに向かって暴言を吐いたり、こき使ったり、意地悪をしたり。

こいつ、喋らないやつだな〜。英語が分からないみたいだから、馬鹿にしてやろう!
という感じだったのかもしれません。 そして、ホストマザーはそのことに気づいていない様子とのこと。

  そんなホームステイ先の辛い洗礼を受けいていた最中。 Aはふと「かけ流し」で聴いていた「森の魔女バーバ・ヤガー」の意地悪な継母のセリフがパッと頭に浮かび、意地悪なBにこう言い返したそうです。

“You haven’t been raised properly at all” 「しつけがなってないんだから、まったく」

すると、その時まで「こいつは英語が全く分からない」と思ってバカにしていたホストのBはびっくり!

こいつこんなに話せるのか!?
 

それをきっかけに、BはAに対して一目置くようになり、二人の関係は対等なものになり、その結果、充実した1か月のホームステイを送ることができたそうです。

絵本・物語の「かけ流し」を続けて、それが自分の気持ちと一致した状況で使えてこそ、初めて「自分のことば」となる

「かけ流し」から「アウトプット」へ繋げる方法について知りたい方は下記をお読み下さい♩
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