コロ助の離れて暮らす祖母が昨日亡くなったと連絡が入りました。95歳でした。
コロ助が3歳になる年から母が働き始めたので、幼稚園や学校から帰ってきて迎えてくれるのは、同居していた祖父母でした。
小学校に入り、給食袋や体操着を忘れると、祖母が歩いて40分かけて小学校まで持ってきてくれました。
小さい頃は、祖父母の有り難みを分かっておらず、おばあちゃんの作るものに対して文句を言ったり、思春期には、とても汚いことばを祖母に浴びせたりしてしまうこともありました。
後になって、冷静になると、「おばあちゃん、ごめんね」と謝ると、祖母は許してくれました。
両親に怒られると、いつも祖父母の部屋に行きました。コタツに入って一緒にゴロゴロしたり、おやつを貰ったり。とても居心地が良くて、あの空間が大好きでした。
高校生になってから別々に暮らすようになり、大学でまた同居。そして、大学を卒業してからは、祖父母は叔母のいる群馬県へと引っ越します。
でも、ふと、会いたくなり、コロ助は一人で会いに行ったこともありました。
孫の中でも、「私が一番愛されていたのではないか」と自負するくらい、コロ助は祖父母に愛されていました。
母になったコロ助が、思い出して食べたいと思うのは、おばあちゃんが作ってくれた「おから」や「きりこんぶ」。
小さい頃は、「また、これ〜?」と文句を言いながら、食べていましたが、今になって、本当に有り難みが分かります。
おばあちゃん、会いたいよ。寂しいよ。
大好きなおばあちゃん、ありがとう