コロ助は1年間、2社でオンライン英会話講師として登録していました。対象は、子ども〜大人まで。
主に4歳〜小学生のお子さん(時々大人の方)が生徒さんでした。
オンライン英会話講師の良かった点
- 自宅で隙間時間にできる(家事の合間にレッスンが可能)
- 省スペースでできる(部屋が散らかっていても、カメラに映る範囲が綺麗ならOK)
- 一人一人に合わせたレッスンができるので、生徒さん講師側の満足度が高かった
- 振替が可能(息子が熱を出した時など)
生徒さんたちにも恵まれて、1年間とても楽しくオンラインレッスンのお仕事をさせて頂きました。
当時サスケは2歳。レッスンをしている間だけ、祖父がきてくれて、サスケの面倒を見てくれていました。
辞めようというきっかけとなった出来事
いつものように、コロ助は、パソコンの前に座って、あるお子さんのレッスンをしていました。
ふとした瞬間、生徒さんの手がカメラに当たってしまい、カメラの角度が変わりました。
すると、コロ助のパソコンの画面上には、「お母さんとレッスンを撮影しているビデオカメラ」が映し出されたのです。
コロ助は、顔には出しませんでしたが、とてもショックを受けました。というのも、コロ助に一切断りなしに撮影していたことが何よりもショックでした。
また、オンラインでレッスンをするということは、「もしかしたら撮影されているかもしれない」、「自分の動画が無断で使用されてしまうかもしれない」という危険性を含むということを、その時初めて理解したのでした。
その出来事をきっかけとし、コロ助は、どうしてもオンライン英会話の仕事を続けたいとは思えなくなってしまったのです。
オンラインは便利だけれども、やはり直接会って、しっかりとコミュニケーションを取ることのできる、レッスンが良いと感じるようになりました。
生徒さん達には、コロ助が辞めたいという理由をはっきりとは伝えませんでした。事情により、どうしても辞めざるを得なくなったとお伝えしました。
ビデオ撮影していた親御さんからは、お子さんが描いたという「コロ助の似顔絵」までパソコンを通してプレゼントしてくれました。
悪意は無かったのだと思います。お子さんの勉強のために、復習のために録画しておいたのでしょう。
オンラインレッスンを受ける上での注意点
オンラインレッスンを受けている方は、画面越しとはいえども、決して無断で、講師の動画を撮影しないで頂きたいと思います。
また、同様に、オンラインを受けている生徒側にも、「もしかしたら撮影されているかもしれない」「画像・動画が流出する可能性もある」ということを認識しておく必要があります。
少しでも不安感を減らして受講するためには、信頼できるオンライン英会話の会社、講師を選ぶようにしたいですね。
入会前に、「生徒の画像を無断で撮影してはいけないという規約があるかどうか」、事前に会社に問い合わせることもできると思います。
そう言えば、主人はオンライン英会話の講師を始めた時にあまり良い顔をしませんでした。友人にも「大丈夫なの?」と心配されました。
とコロ助はその時思いましたが、ネット上はこういった危険性があるのだと身をもって学んだのでした。