音が聞き取れるようになった次は?
高校1年生でイギリスに留学して3か月経った時、コロ助の「英語回路」が開通しました。
英語の「音」は聞き取れるようになったので、その次にコロ助が取った行動は何だったと思いますか?
言っていることが分かるようになったので、コロ助は、相手に対して返答したいと思うようになりました。
単語と単語をただ繋げても、言いたいこと伝えられません。
そこで、「文法」が必要だとコロ助は気付きました。
留学中に私を救ってくれた「困った時の英文法確認事典」
留学する時に、もしかしたら必要になるかもしれないと思って持って行った進研ゼミ高校1年生講座の「困った時の英文法確認事典」。
留学中に、この文法事典を毎日のように開き、
と、「調べては使う、調べては使う」を繰り返しました。
留学中は、この文法事典が無ければ、「コロ助はほとんど会話できなかった」と思います。
とにかく、この文法事典に書かれていることが、コロ助に取っては、「全てが今まさに必要な情報」でした。
と、発見しては喜び、
と毎日読みながら感動していました。
と思われるかと思います。
しかし、「切羽詰まった状況」に追い込まれた時の、唯一の救いの手が、この「英文法事典」だったのです。
みなさんも、「今自分が探している答え」を与えてくれる本と出会った時は、夢中になってその本を読むと思います。
大人が手っ取り早く話すための「英文法」
特に、コロ助のように中学英語からスタートした人が話すためには、手っ取り早く「話すための型」を教えてくれる「文法」は、とても大切です。
型さえ知っていれば、後は、何を入れるか(単語)を変えるだけで良いのです。
コロ助は、留学中に困ったからこそ、「英文法」の必要性を感じることができました。
日本にいると、そのような「切羽詰まった状況」にはならないので、「文法を学ぶのはつまらない、苦だ」と感じてしまうのだと思います。
オンライン英会話、米軍基地でのホームステイ、日本語禁止の国内研修、フィリピンでの格安語学研修など、「切羽詰まった状況」に自分を追い込むことも時には必要だと感じます。
1冊読破すると、話すための自信がつく
20年前のこの事典。コロ助は今でも大事に持っています。
もちろん他にも分かりやすい文法の事典はたくさん出ているかと思いますが、留学時代、そして、塾で英語の講師をしていた時も、分からない時は、この文法事典を開けば、大丈夫という安心感がありました。
これからもこの事典は使い続けていくつもりです。捨てる予定はありません。
「1冊読破した」からこその、「信頼感」。「1冊読破した」ことで得られた「自信」。
コロ助は、
と自信を持って言うことができます。
そして、その英文法とは、「話すために必要な英文法」でもあるのです。
英文法の参考書は、1冊でいい。
英文法の参考書を1冊読破すれば、話すための自信がつく。