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イギリスと日本の高校は、どう違う?イギリス留学体験談
授業選択におけるイギリスと日本の違い
コロ助が1年間留学した高校には、留学生が、韓国(多数)、香港(1人)、台湾(2人)、日本(1人)いました。
韓国の子達は、とても面倒見が良いので、コロ助が来るとすぐに、色々と面倒を見たり、遊びに連れて行ったりしてくれました。
コロ助が、
と韓国人の友人に漏らしたところ、担任の先生にかけあって、教科を「美術」へと変更してくれました。
その時、彼がコロ助にこうアドバイスしてくれました。
好きでないから、教科を変えたいと言えば、変えることができるんだ。
彼が橋渡しとなってくれたおかげで、無事に「地理」の授業から、「美術」の授業へ変更することができました。
教科編
コロ助が取っていたのは、数学、英語(国語)、美術、化学、ESL(外国人のための英語)、体育でした。
数学
数学は、「日本は進んでいる」とよく言われる通り、授業は簡単に感じました。日本と違う点は、テストでは、「公式」のプリントが用意され、「計算機」を使って、計算して良いのです。
「覚えているか」をテストするのではなく、「道具を使って、正解を導けるか」を問うています。
美術
美術では、黙々と絵を描いたり。ある時は、街中に行って、写生したり。とても楽しかったです。
化学
化学は、テストの記述式では、あまり点数はよくなかったのですが、授業自体は、教科書をしっかり読み、宿題も、教科書から抜き出すことで、何とかやり抜くことができました。
体育
体育は、コロ助は背が低いので、「ネットボール」の時は、チーム分けで選ばれるのが最後でした(授業ではよくリーダー2人が自分のチームに欲しい人を一人ずつ選んでいきます)。
でも、「フィールドホッケー」では、コロ助は、スティックでボールを打つのが快感でしたので、割と早い段階で選ばれて嬉しかったのを覚えています。
また、マラソンは上位に入っていました!
参考:ネットボール
参考:フィールドホッケー
ESL(外国人のための英語)
ESLでは、日本の学校教育では、「アメリカ英語」よりのため、イギリス特有の言い回しを初めて聞き、困惑したこともありました。
I have 〜ではなく、I’ve got a 〜と言ったり。
英語(国語)
英語(国語)の授業は、なぜだか午後イチにあることが多く、コロ助は1年のほとんど、舟を漕いでいました(今思うと、ほんと、先生に申し訳ない、、、)。
シェークスピアの勉強をしていたらしいのですが、英語だって分からないのに、ましてや、古語が先生の口から流れてくると、それはもう、子守唄としてしか、コロ助には聞こえませんでした。
しかし、もうすぐで1年という時に、先生がこう言ったのです。
コロ助は、真っ青になりました。
そこで、焦ったコロ助は、ホストファーザーにも泣きつき、「ヘンリー5世」のビデオや書籍を一緒に探して貰い、一生懸命見たり、読んだりして、何とかレポートをまとめたのでした。
意外にも、先生からは高評価を貰えたのですが、心から喜ぶことはできませんでした。
帰国してすぐに受けた「学校の定期テスト」の乗り越え方
留学を終えて、日本に帰って来ると、すぐに定期テストが待っていました。去年の担任の先生が慌てています。
ところがコロ助は特に不安には感じていませんでした。
というのも、夏休みの間に、友人からテスト範囲のプリント、ノートをコピーさせて貰っていましたし、勉強の仕方も母から教わっていたので、
と思っていました。
結果は、テストの点数は、悪くても確か、70点代、良いものは90点以上で、クラスの中でも良い方でした。
と、元担任の先生には捨て台詞まで吐かれました。
先生としては、授業に一切出ていない生徒が出席している生徒よりも良い点数を取ったら、複雑というのも分かる気がします。
ノートやプリントを快く見せてくれた友だちには、心から感謝しています。
そして、何故だか、テスト明けすぐにある「文化祭実行委委員」にコロ助はなっていました。
これも、2年生の担任が、
と不安がったのに、
友人が、
と言い切ってくれたおかげだそうです。
彼女と一緒に、文化祭実行委員になり、せっせと「牛丼」を作って売ったのも良い思い出です。
勉強の仕方さえ分かっていれば、留学から戻ってきた時の学校の定期テストも乗り切ることができると思います。
そして、待っていてくれる友達の存在も大きいということ。
多感な時期に留学をして、視野を広げて欲しい
大人になってから留学するのも魅力的ですが、
と思うコロ助です。


