よりいく
たのしさいっぱい

小学1年生におすすめの本(5選)

小学1年生におすすめの本(5選)

 

ついつい同じシリーズばかり我が子は読みたがりますが、、、「色んな種類の本」を読むことが大切と言いますよね。

サスケ(息子)は、「1ねん1くみシリーズ」「忍者サノスケじいさんのわくわく旅日記」ばかり毎週学校の図書室から借りてきます。

「1ねん1くみシリーズ」は、破天荒なくろさわ君が出てきて、子ども目線で面白いですし、「忍者サノスケじいさんのわくわく旅日記」は、子どもは忍者に対する憧れを抱いたり、日本の地理(都道府県)について学ぶことができる内容となっているので、それなりに良いのですが、、、

それでも、サスケが自分では選ばないような本にも出会い、心を耕し、多くのことばと出会って欲しいと願っています。

そこで、親の出番となる訳です。インターネット経由で図書館に予約をして、サスケのための読み聞かせの本をいつも用意するようにしています。

以下に最近読み終わった本5冊をご紹介します。

しっぱいに かんぱい!

息子に、

(タイトルを見て)すごく気になるんだよね~

と言われて、真っ先に読んで欲しいとお願いされた本です。

もしお子さんが大きな「失敗」をしてしまったら、どう乗り越えられるでしょうか?

運動会のリレー選手に選ばれた6年生のお姉ちゃん、加奈。

アンカーで見事1位になってゴールしたと思ったのもつかの間、バトンパスでリードし過ぎてしまい、で失格と判定されます。

一人落ち込む、加奈。弟はどう励まして良いのか分かりません。

両親は二人の子どもを残して出かけなければなりません。お姉ちゃんをどうしたら良いものかと悩む弟。

 

そんな中、おじいちゃんから、おじさんやいとこが来ているから「遊びに来ないか」というお誘いの電話がきました。

遊びに行くと、話題はひょんなことから、いとこの兄弟それぞれの失敗、おじさん、おばさんの失敗、そしておじいちゃんの失敗話しへと。

一人ずつ明るく、面白く「失敗」話しをするうちに、次第に、閉ざされていた加奈の心に少しずつ光が差し込みます。

「失敗」とは、失敗してしまった本人にとっては物凄く落ち込むことであっても、第三者からすると、それほど深刻なものではないのかもしれない、、、

この本を読めば、「失敗」をプラスに捉えられるようになるかもしれません。

私も子どもの時に出会いたかった、、、

シリーズ化されています。

ペンギンたんけんたい

「絵本」から「本(児童書)」へのつなぎに相応しい、「幼年童話」です。

見開き1ページに必ず絵があり、文字が少なめなので、お子さんが一人で読むことができると思います。

しかし、我が子は自分で読もうとはしないので、、、私が「読み聞かせ」をしましたが、「読み聞かせ」をするとやや物足りなく感じます。

ペンギンたんけんたいがある島に上陸しました。果たして、その目的とは一体何なのか?

エンヤコラドッコイというかけ声と共に、たんけんたいの先頭を行くのは、帽子を被り、双眼鏡を持つ隊長。

続いて、隊長の言葉を伝える副隊長。そして、そのことばをメモする副副隊長。あとはたくさんの隊員がゾロゾロと続きます。

何ともマイペースで、肝が座ったペンギンたんけんたい。猛獣たちにあっても驚きません。

独特の世界観に引き込まれます。

「冒険」にあるような「ワクワク、ドキドキ」はありませんが、静かな面白さがあります。

シリーズ化されています。

はれときどきぶた

主人公の男の子が日記を書いたところ、お母さんが勝手に日記を見てしまいます。

すると怒った男の子は、日記にデタラメなことを書き始めます。

しかし、日記に書いたことがどれも本当になるのです。

私自身が子どもの頃読んだ時にとても衝撃を受けたのを覚えています。

鉛筆の天ぷら。お母さんの首が伸びる。ブタが空から降ってくる!?

イラストも印象的で、何だか一つ目小僧のように見えて仕方がありませんでした。

懐かしさを覚えながら、息子に読むと、息子もとても喜んでいました。

ぼくも日記書こうかな~

と話していました。

実行に移してはいませんが、、、(苦笑)

親子2世代で読むことができて、感激です!

ネコのタクシー

優しくて、働きもののネコ、トム。ご主人のランスさんを助けるために、ネコ専用のタクシーを始めます。

最初は、運賃は「お金」ではありませんでした。ネコに取っては良いものだけれども、ご主人はそれらを見て喜びませんでした。

そこで、働けないご主人のランスさんを養うために、運賃を「1ポンド」に変更しました。

お金は、ネコたちにとっては全く価値のないものだけれども、ネコだって「お金のありか」は知っているのです。あそこに1ポンド落ちているとか。

ネコの視点で描かれているのがとても面白いです。

もちろんストーリーも楽しめますし、優しくて、暖かい気持ちになることができる1冊です。

やかまし村のこどもたち

な、な、な、長かった~!

1か月くらいかかって読み聞かせをしました。

作者は、「長くつ下のピッピ」でおなじみのリンドグレーンです。

「やかまし村」には、3軒の家があり、6人の子どもたちが住んでいます。

男の子は秘密基地ごっこなどの男の子らしい遊びをしたり、女の子はお家ごっこをしたり。

でも、ボール遊びは一緒にしたり、時には仲良く遊んだりもします。

子どもたちの何気ない日常が描かれています。

しかしその日常には、子どもたちの自由な発想があり、子どもであることを思う存分楽しむ姿が描かれています。

ゲームばかりしている、、、そんな子どもは一人も出て来ません。

現代っ子にこそ、読んで欲しい1冊です。

「読み聞かせ」は、何歳まで続けるべき?「読み聞かせ」は、何歳まで続けるべき? 七田式教育では、「1日30分の読み聞かせは金の卵を産む鶏を育てる」と言われています。 「...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA