小学1年生におすすめの絵本・本
かわせみのマルタン
美しい自然。そして、自然の中で育まれる生命。臨場感あふれる挿絵と共に、話は穏やかに進んでいきます。
絵本の割には文字が多いので、前半部分は、小学1年生の息子はやや退屈している様子でしたが、話がカワセミ夫婦の巣作り、子育てへ移ると、物語の世界へぐっと引き寄せられます。
カワセミ夫婦の絆。そして、相方が命を終えた時、残された片割れが取る決断とは、、、。
息子に読み聞かせをしながら、思わず涙してしまいました。
ちなみに、私の父は、カワセミの魅力に取り憑かれた一人で、ほぼ毎日のようにカワセミの写真を撮りに出かけ歩いています。
この絵本の中で描かれているカワセミの生態についてですが、2点ほど違う点があると話していました。
一つ目は、カワセミの親鳥はひなに餌をちぎって与えることはせず、小さい餌を取って来て与えるそうです。
また、生まれてから6日間は親が育てるそうですが、7日目には雛を巣から追い出すそうです。
先生、しゅくだいわすれました
ある日、ゆうすけ君が宿題を忘れました。
ゆうすけ君は忘れた理由を先生に説明します。すると先生は、ゆうすけ君にこう言い返しました。
聞いた人がウソだと分かっても、はははって笑っちゃうようなものじゃなきゃ!
ゆうすけ君はこれを聞いて、宿題をできなかった理由を時間をかけて考えて、早速次の日先生に話しました。
すると先生は、「それじゃあ、しょうがないわね」と認めて、ゆうすけ君はお咎めなし。
なんとその日を境にして「宿題を忘れたい!」という子が続出し、みんなは順番に宿題を忘れることにしました。
一人ずつ宿題を忘れた理由を考え、それを発表します。宿題を忘れた理由を聞くみんなも楽しんで聞いています。
しかし、日にちが経つにつれて、まだ宿題を忘れた理由を発表していない子たちにとってはプレッシャーとなっていきます。
言おうと思っていたネタをもう他の子に言われてしまったり、或いは、宿題を忘れる理由を考えるよりも、宿題をしてきた方がむしろ早いのでは?と感じたりするようになります。
- 子どもたちの宿題を忘れた理由が面白い
- こんな先生がいたら素敵だな〜
- 逆転の発想が面白い!
