小学1年生におすすめの本(6選)
「読解力」は「全ての学力の土台」であり、「学習言語」を獲得し、「9歳の壁」を越えるためにも不可欠であるということを知りました。
そのため、小学1年生のサスケ(息子)のために、せっせと図書館から児童書を借りてきて、お気に入りのものだけを購入するようにしています。
親子の視点から、実際に6冊の作品を読んだ感想をお伝えします。
小学1年生向けの本(6選)を読んだ感想
おでんおんせんにいく (おはなしドロップ) 中川 ひろたか (著), 長谷川 義史 (イラスト) 出版社: 佼成出版社 2004/9/1
面白い切り口だったので、楽しく読ませて頂きました。字も大きくて、それ程長いお話ではありません。サスケもよく聞いていました。
クレヨンマジック (おはなしのくに) 舟崎 克彦 (著), 出久根 育 (イラスト) 出版社: 鈴木出版2013/9/20
と言って、サスケは最初は怒っていました。就寝前であまり時間が無かったので、短めのこちらを選んだところ、不満だったようです。
しかし、サスケの好きな「紙飛行機」が出てきたり、独特な異世界に引き込んでくれるお話しだったりして、なんだかんだ最後まで聞いていました。
おおきなおおきな おいも (福音館創作童話シリーズ) 赤羽 末吉 (著)福音館書店1972/10/1
おいもの本で、あっという間に読み終わってしまいました。小学1年生のサスケにはちょっと幼かった印象があります。
なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5) 松岡 享子 (著), 大社 玲子 (イラスト) 学研プラス1973/2/10
主人が読み聞かせをしてくれて、サスケもよく聞いていました。
しかし、買って欲しいという程のリクエストにはならず。主人公が女の子だからかもしれません。
大きい1年生と 小さな2年生 (創作どうわ傑作選( 1))古田 足日 (著), 中山 正美 (イラスト) 偕成社1970/3/1
なが〜くて、主人とコロ助が交互に読み聞かせ、やっと読み終えました。
サスケから買って欲しいというリクエストはありませんが、コロ助は「小学1年生」にとって、身近なテーマを扱っているので、借りてきた本の中で一番気に入りました。
サスケは破天荒なタイプではありませんが、それでも、小学校に入ってから、「上手くいかないこと」を経験しながら、成長している真っ最中です。
担任の先生からの突然電話がかかってきた件
先月の公開授業の後、担任の先生から電話がかかってきました。
先生の話を聞くと、登校中に同い年のお友達と喧嘩になり、傘で叩きあったそうです。
とお伝えしました。
とコロ助は伝えました。
しかし、お小遣いを使いたくないとサスケは、折り畳み傘でしのごうとします。しばらくして、みかねた父親が、傘を買ってあげていました。
ママ友から連絡があった件
また先週あった事件では、友達ママさんから
と連絡が入りました。
結局この事件は、他学年の子たちも関わっていたので、3クラスの担任の先生たちと、関わった子どもたちが昼休みに保健室で話し合い、無事解決したとのことです。
サスケがこの件で先生から言われたのは、「ことばでの説明が足りなかったね」ということだったようです。サスケはほんとによく喋る子ですが(朝から晩までずっとしゃべっています)、肝心なところでまだまだことばが足りないなと感じます。
そんな新しい環境に入り、体当たりで多くのことを学んでいる小学1年生にとって、この本はとても心強い存在になると思います。
「しっかりする」とはどういうことか?、小学1年生の主人公まさやの目線で書かれています。
1ねん1くみ1ばんワル (こどもおはなしランド (2)) 後藤 竜二 (著) ポプラ社1984/11
サスケが最も気に入って、
とねだられた本です。
破天荒な「くろさわ君」が出てきます。元気だけど、周囲を困らせることをしないサスケにとっては、憧れの存在のようです。
とサスケはきっと思っていると思います。
と思います。
一昔前なら、くろさわ君みたいな子はもっといたと思います。そう考えると、サスケを含めた今の子どもたちは、お利口さんである分、窮屈なのかもしれません。
サスケがこの本に惹かれる様子を見て、「子どもが子どもらしくいられる時間、場所」を作ってあげないといけないなと感じました。
子どもは、多少悪いくらいが一番良い
のかもしれませんね。
シリーズ化されています。サスケが毎週学校の図書室から借りてくるので、間も無く読破しそうです。

