小学1年生におすすめの絵本・本
とコロ助は思っていました。
「読み聞かせ」の大切さはもちろん知っています。小学校卒業するくらいまでは続けたいと思っていますが、それでも、
と探していた時に出会ったのが、「コんガらガっち」シリーズです。
コんガらガっち どっちにすすむ?の本 作:ユーフラテス 小学館
「自力読み」への「橋渡し」
平仮名はなんとか読めるようになったけれども、中々自分で絵本や本を読もうとしないサスケ(息子)の為に選んだ1冊です。
これは、絵本ですが、「迷路」のように道が出てきます。そして、途中で、「自分だけの選択」をすることができます。選択をした道を指でたどっていくと、それぞれ、別の結果が待っています。
絵本を買って初めて読む時は、「こっちを選ぶと、どうなるのかな?」と「ドキドキ、ワクワク」した気持ちで読み進めていくことができます。
2回目からは、結果を知っているサスケは、
と、「選ぶ楽しさ」を味わっています。
「遊べる本」でありがちなことですが、「一回読んだら、もう読まなくなってしまうかな?」と心配しました。しかし、時々思い出しては自分で読んでいますので、買って無駄ではなかったと感じています。
「文字がたくさん書いてあって、内容のしっかりした本」を求めている方には、この絵本は合わないと思います。
この絵本は、
「スラスラ読めないから、自分ではまだ絵本を読みたくない」
「読んでもらうのは好きだけど、自分で読むのはちょっと、、、」
「絵本って、つまらないよな〜」
なんて思っているお子さんにぴったりです。
「自分で道を選択できる、遊び心いっぱい」のこの絵本を手にすれば、サスケのように、「自分で読んでみようかな?」とお子さんが思えるかもしれませんね。
ことばの「センスを磨く」
また、この絵本のもう一つの面白さは、「ことば遊び」を取り入れているところです。
主人公の「いぐら」は、「二つの動物」がくっついてできています。「たらす」「きくい」などもでてきます。
「ことばの響き」や「絵の形」を見ながら、何と何と生物がくっついてできたことばなのか考えるのも、この絵本の、また別の楽しみ方です。
絵本の最後のページに色々な「コんガらガっち」が出て来ますが、サスケに
とクイズを出されたりもします。
また、二つの動物をくっつけて、自分なりの「コんガらガっち」を作って、クイズを出してくれたりもします。
ことばを意識したり、ことば遊びを楽しんだり、「ことばのセンスを磨く」きっかけとなり得る一冊です。
あたまが コんガらガっち劇場 作:ユーフラテス 小学館
「時間を潰したい時」の良いお供
サスケが、『コんガらガっち』の絵本を楽しそうに読んでいたので、しばらくしてからこちらを本屋で見つけて購入しました。
「4コマ漫画」と「頭を使うクイズ」が収録されています。
先の絵本と違って、大きさは、コミック本くらいの大きさで、ページ数が多いです。買ってから数ヶ月経ちますが、まだ全てを読みきっていません。
絵本に比べて、字が小さくて、印刷は白黒のみですが、ボリュームがあるので、「より長い期間」楽しむことができます。
旅行に持って行ったり、習い事の送迎中に読んだり、「時間を潰したい時の良いお供」となると思います。
更に、表紙の裏側には、「コんガらガっち」(二つの動物がくっついてできた生物)が全員集合しています。その数なんと、「144」。上の絵本では、「18」です。
表紙の裏を眺めたり、クイズを出したりして、長時間、楽しむことも出来ます。
この本を読む「タイミング」
絵本で「コんガらガっち」を好きになったお子さんが、更に別の「コんガらガっち」シリーズの絵本を買う。或いは、こちらの「4コマ漫画&クイズ本」を買うのが良いかと思います。
または、
「4コマ漫画が好きなお子さん」
「クイズ本が好きなお子さん」
「白黒でも、文字が小さくても、嫌でないお子さん」
でしたら、問題なく、こちらの本を買って、楽しむことができると思います。


