小学1年生におすすめの絵本・本
と迷う時がありますよね。コロ助とサスケ(息子)が読んだものの中で、良かったものを2点ご紹介します。
読んでいて「苦しい絵本」と、読んでいて「気持ちが良い本」の2冊です。
これはのみのぴこ 作:谷川俊太郎 絵:和田誠 サンリード
この絵本の「良さ」
小学校1年生の息子が、学校の図書館で見つけて大好きになり、どうしても欲しいと言うので購入しました。
「のみのぴこ」から始まって、動物や人間と、どんどん登場人物が増え、最終的には15人(匹)までに達します。
サスケは、小学校に上がるまでは、本を自分で読むのは好きではありませんでした。サスケは、この本に出会ってから、自分から進んで声を出して読むようになりました。
この絵本の良さの一つ目は、「繰り返し」であること。
二つ目は、作者が谷川俊太郎さんなので、「言葉がとてもリズミカル」なところです。
さすがですね。
三つ目は、主人公の「意外性」ではないでしょうか。
主人公は、「のみのぴこ」です。表表紙を見ても、一瞬ゴミと間違ってしまいそうな、小さくて、意外な主人公です。
主人公の「意外性」や「斬新さ」、「面白さ」。子どもたちにはたまらない魅力が詰まっています。
にんじゃざむらい ガムチョコバナナ スカイとりいのまき 作・絵:原ゆたか・原京子 角川書店
読んでいて「気持ちが良い本」
原ゆたかさんは、児童書の『かいけつゾロリ』の著者として有名な方ですね。奥様の京子さんも絵本作家で、夫婦で出している作品も数冊あります。
サスケは、『かいけつゾロリ』はもちろん大好きですが、こちらの『ガムチョコバナナ』も大好きです。
この本には、「侍ことば」や「昔使っていたことば」、「四字熟語」など、難しいことばも出てきます。
まだ小学1年生のサスケが自分で読むのには難しいのですが、「親が我が子に読み聞かせてあげる本」として最適です(もちろん、自分で読めるお子さんもいるかもしれませんね)。
「声に出して読む」とこの本の「本当の良さ」が分かります。この本は黙読するには、勿体ない本です。
というのも、長いお話ですが、とてもリズミカルで、読んでいて気持ちが良いのです。
対照的に、先の『これはのみのぴこ』は、読んでいて「気持ちが良い」というよりも、どんどん言葉が増えていって、段々苦しくなっていくのですが、、、
という、「達成感」でいっぱいになれる絵本です。
また、題名の「スカイとりい」ですが、コロ助は、あの「スカイツリー」をイメージして読み始めました。
しかし、表紙の絵をよく見ると、本に出てくるイメージが、しっかりと描かれていましたね。
だから、平仮名なのか。
と納得できました。
『にんじゃざむらい ガムチョコバナナ スカイとりいのまき』は、親目線で言うと、頼まれれば何度でも喜んで読んであげたいと思える本です。



